目次
- これまでのあらすじ
- この時期に大井川鐵道攻略を決めたワケ
- 大井川鐵道の場所
- 関西から静岡へ
- 掛川から金谷へ
- 大井川鐵道・大井川本線下り編
- 大井川鐵道・井川線下り編
- 大井川鐵道上り編
- 帰り道の追加攻略
- 今回の駅メモ結果
- 今回の経路
これまでのあらすじ
- プリズムストーン遠征は2019年8月に完結しました。そのときの九州遠征レポートはまだ書けてません。
- 「プリズムストーン制覇」の目標を達成した後も『駅メモ!』の駅データ収集をひたすら続けました。2019年3月に北海道に行くまでは1805駅だったのが、今回の遠征が始まる時点で8631駅になりました。(なお、『駅メモ!』に収録されている駅は全9323駅(2020年9月現在)です。)
- それまでの遠征レポートも順次お送りしたいと考えていますが、今回は先にこちらのレポートをお送りします。
この時期に大井川鐵道攻略を決めたワケ
【枚数限定 周遊きっぷが半額に!】通常 大人4,900円・小人2450円の「大井川周遊きっぷ」を「大井川流域・奥大井周遊きっぷ」として9/1から数量限定で半額で販売します。
— 大井川鐵道株式会社【公式】 (@daitetsuSL) 2020年8月27日
この機会に寸又峡や奥大井湖上駅など奥大井の絶景巡りを楽しんでみては?
詳しくは https://t.co/pNHpoy7iCJ pic.twitter.com/MLEIrvRd7l
ずばり9月に販売開始した「大井川流域・奥大井周遊きっぷ」です。
大井川鐵道の全線乗り放題きっぷは4900円といいお値段なのですが、それが半額と来たら今行くしかない。
1200枚限定で悠長にしていたら売り切れてしまうので、販売開始から最初の日曜日に行くことを決断しました。
大井川鐵道をまだ踏破していない駅メモerは今が絶好のチャンスだぞ!
【2020/09/28追記】
大人分につきましては残念ながら完売となりました。小人分も残りわずかです。代わりに、利用できる曜日が限られますが、こちらの川根温泉ホテル宿泊とフリーきっぷがセットでかなりお得になるプランをおすすめします。https://t.co/ZGd3cc8mnR
— 大井川鐵道株式会社【公式】 (@daitetsuSL) 2020年9月23日
どうやら9月の4連休で大人きっぷは完売してしまったようです。またお得なキャンペーンが出てくることを期待したいですね。
大井川鐵道の場所
大井川鐵道は大井川本線と井川線の2路線からなり、静岡の中央近くに流れる大井川を沿って走っています。
リニア開通に際してこのまま雑な工事を行うと水が枯渇されると危惧されている川です。
いわゆる盲腸線で、大井川本線の始発駅の金谷駅を除いて他社路線への乗り換えは不可。
金谷駅でJRと乗り換えできますが、JR金谷駅は普通列車しか止まらずそれなりにアクセスは不便です。
列車の本数もそれほど多くない(特に井川線)ので、沿線を満喫しようと思ったら2日は欲しいところです。
今回は1日しか確保できなかったので、日帰りで攻略することにします。
関西から静岡へ
関西から大井川本線の始発駅・金谷駅に向かおうとすると、次の2通りになると思います。
新幹線はなかなか財布が痛く、今回はスケジュールの都合もあったので夜行バスを選択しました。
夜中の京都駅。今回はここから始まります。
このとき時刻は23時40分。この夜行バス、京都からだと発車時間が日が変わる寸前です。
23時51分頃にはバスが到着しました。
駅メモの状況はこんな感じ。
先頭は静岡っ子で大井川鐵道に最も近い牧之郷あいをチョイス。
静岡にゆかりのあるでんこは4体いますが、うち3体が伊豆急ゆかり(公認)、牧之郷あいも伊豆箱根鉄道ゆかり(公認)と東に偏りすぎやねん。
掛川から金谷へ
翌日5時55分に掛川駅に到着。定刻は6時4分なので少し早めに着きました。
反対側の北口はレトロな感じの建物です。
北口から少し進むと天竜浜名湖鉄道の駅舎があります。
天竜浜名湖鉄道は新幹線・高速道路上からレーダー込みでコンプ済みなので今回は見送り。
この時間空いているお店は北口近くのローソンくらいです。
ローソンでは特にご当地ならではのアイテムは見かけませんでした。
金谷行きの列車を待っていたら、天竜浜名湖鉄道の方に『どらガリアロスト』っぽい絵柄(というかさいとうなおき氏イラスト)も入ったラッピング列車が。音街ウナはGUMIさんのところのボーカロイドらしい。
大井川鐵道・大井川本線下り編
すぐ近くに大井川鐵道の駅舎がありました。「鉄」って書いてあるんですが「鐵」にこだわってるんじゃないんかいー。
駅舎内の売店は休業していました。床にコロナ対策した面影があるのが寂しいですね。
駅舎内にはこの切符についての案内は全くありませんでしたが、窓口で購入する旨を伝えれば普通に売ってくれます。
7:47発車に対して早く着きすぎたのでしばらく駅舎で待機。電車が到着したらすぐに案内してくれました。
乗車した後に知ったのですが、この電車(南海電鉄21000系)、島根の一畑電車で走っていた電車と同型らしいです。
要は美談みことの元ネタと同じマシンということですね。
ラッピングは一畑電車と全然違うのであまり面影はないのですが、ヘッドランプでなるほど。
みことの元ネタは廃車になっているので、貴重なみこと成分を噛みしめながら乗車していました。
大井川のいい景色を眺めていたら終点の千頭駅に到着。
大井川鐵道・井川線下り編
続いて南アルプスあぷとラインこと井川線に乗り換えます。車幅狭めのトロッコ列車。
乗車前の検温は無事に通過しました。
写真は検温済みの証として貰ったリストバンドを強く巻き付けて後悔する愚か者の図。
現実世界がModdingされたような感覚。
アプトいちしろ・長島ダム間では急な坂道を上り下りするためにアプト式電気機関車というものを連結して運行します。
停車時間に列車を降りて連結・分離する模様を確認することもできます。
上りより下りの方が急な感じがするかも。
坂を上り下りする間に長島ダムが見られます。昨日の雨の影響で放水しているとのこと。
そして終点の井川駅……ではなく途中の奥大井湖上駅で下車します。
左を見ても橋。
右を見ても橋。
井川方向の橋には遊歩道に通じる歩行者通路があります。
少し登ったところから1枚。
駅から約15分、ひたすら登り続けます。
遊歩道の上まで到着。もう少し進みます。
見よこの映えスポット。駅も橋もあざとい場所に作りやがって……。
とどのつまり、この風景を見るために奥大井湖上駅で下車したのでした。*1
ちなみに奥大井湖上駅より先はレーダーで回収して井川線コンプしました。(奥大井湖上駅からレーダー11駅で井川駅を回収可能。)
大井川鐵道上り編
大井川鐵道での駅メモタスクは完了したので、11:04奥大井湖上駅着の列車に乗車して戻っていきます。
12:06千頭駅到着。井川駅まで行くと上りの始発(これ)に乗れず13:14千頭駅着になってしまうので注意。
ここでも売店は休業中。コロナ対策の跡が数多く見られました。
SL資料館もコロナを理由に閉館中。観光客向けのリソースは新金谷駅に集中させているみたいです。7月豪雨の影響で現在トーマスもここまで来ないですしね。
帰りも同じ電車だったのでみこっちゃんとツーショット。
川根温泉笹間渡駅で途中下車。
徒歩5分ほどの川根温泉ホテルに到着。
朝から何も食べていなかったので、ここでランチバイキングをいただきました。
まぐろ(焼津港水揚げ)、かつお(焼津産)、しらす(用宗産)、いか、すじこ、甘えびが乗せ放題の海鮮丼!
ひつまぶし! ここは静岡で桃山みらいの好物はうなぎだということを思い出してしまいました。
地元の川根茶も飲み放題。他にも地元の食材を使ったメニューが盛りだくさんです。とにかく茶が強いですね。
地元要素のないメニューもしっかりしていて全体的に満足でした。エビマヨがお気に入り。
【拡散希望】
— 大井川鐵道 川根温泉ホテル【公式】 (@OigawaK) 2020年9月1日
「SNS見ました」とお会計時に言うだけで、ランチバイキングが大幅割引?! 9月限定の超お得キャンペーンを開催!!
■大人¥2,200→¥1,480
■小人¥1,100→¥740
■幼児¥540→¥370
▼9月のランチバイキング営業日程はこちらhttps://t.co/cEZUy7BCtf
皆様のご利用をお待ちしております! pic.twitter.com/kndFT15OPL
そんなランチバイキングですが、9月限定キャンペーンで更に安くいただけます。
はい、このキャンペーンに見事に釣られました。でもこのクオリティは割引なしでも十分アリだと思います。ウェブサイト等でメニューの宣伝をしないのが勿体なさすぎます。
ちなみにラストオーダーは14:30なので、日帰りで井川線に乗りつつランチバイキングに訪問する場合は今回自分が選んだルート1択しかないと思います。
時刻 | 経路 |
---|---|
07:47-09:01 | 金谷→千頭 |
09:12-10:17 | 千頭→奥大井湖上 |
11:04-12:06 | 奥大井湖上→千頭 |
12:45-13:21 | 千頭→川根温泉笹間渡 |
15:33-16:11 | 川根温泉笹間渡→新金谷(SL/ELかわね路2号) |
16:21-16:26 | 新金谷→金谷 |
この後、次の列車まで時間があったので温泉にも浸かりました。ぬるぬる系の湯でした。
ホテルを去り、15:33川根温泉笹間渡発のELかわね路2号に乗車します。
乗り放題きっぷでもSL/ELの乗車には急行料金が必要です。千頭駅で事前に当日券を買っておくと安心です。イカしたチケットも貰えます。
SL/ELは普通列車より特に速いわけではなく、金谷駅~新金谷駅の乗り換え分むしろ時間が掛かります。しかし、次の列車は約2時間後の17:25とかなり先。ホテルで2時間潰すのはさすがに厳しかったので500円を投じて乗ることにしました。
EL(電気機関車)なのでSL(蒸気機関車)ほどの独特さはありませんでしたが、客車の中のレトロな感じが良かったので、早く帰れたことも含めて500円を投じた価値はありました。
新金谷駅に到着。ELはここまでなので、残り1駅分は普通列車に乗り換えます。
新金谷駅のホームには運休中のSLが佇んでいました。
ゲー! この色はスナックカー! GPSが入らないトラウマが蘇る……!
いや、元が近鉄ってだけで別の型なんですけどね。
こうして金谷駅に戻ってきました。
帰り道の追加攻略
後は京都に戻るのみ。金谷駅から普通列車で西に向かっていきます。
浜松駅で乗り換え。18きっぷ好きな人なら大体想像がつきますよね。
新豊橋駅に到着。せっかくなので豊橋鉄道渥美線も攻略していきます。
1日フリー乗車券(1100円)を購入。
新豊橋~三河田原の運賃は520円なので往復では元は取れませんが、記念に残る物が欲しかったので。
至って普通の電車。
駅舎は新しめ。時間も時間なので、周りに楽しめそうな施設はありません。
特に何もせずUターン。駅メモのために夜遅くに盲腸線を相手にするとだいたいこんな感じです。
早く帰りたかったので、豊橋駅から先は新幹線課金で帰りました。名古屋駅までひかり、名古屋駅から京都駅までのぞみ。このご時世もあってのぞみ自由席も楽に座れました。
今回の駅メモ結果
今回の経路
時刻 | 経路 |
---|---|
23:59-06:04 | 京都駅中央口→掛川駅南口(バス:京阪神ドリーム静岡2号) |
06:23-06:37 | 掛川→金谷(JR東海道本線) |
07:47-09:01 | 金谷→千頭(大井川鐵道大井川本線) |
09:12-10:17 | 千頭→奥大井湖上(大井川鐵道井川線) |
11:04-12:06 | 奥大井湖上→千頭(大井川鐵道井川線) |
12:45-13:21 | 千頭→川根温泉笹間渡(大井川鐵道大井川本線) |
15:33-16:11 | 川根温泉笹間渡→新金谷(大井川鐵道大井川本線 SL/ELかわね路2号) |
16:21-16:26 | 新金谷→金谷(大井川鐵道大井川本線) |
16:35-17:16 | 金谷→浜松(JR東海道本線) |
17:25-17:58 | 浜松→豊橋(JR東海道本線) |
18:15-18:50 | 新豊橋→三河田原(豊橋鉄道渥美線) |
19:02-19:37 | 三河田原→新豊橋(豊橋鉄道渥美線) |
19:54-20:14 | 豊橋→名古屋(JR新幹線ひかり657号) |
20:23-20:57 | 名古屋→京都(JR新幹線のぞみ251号) |
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